長期離脱から復活したばかりのルカク

インテルだけでなく、ベルギー代表にとっても不安要素が残る離脱となってしまった。ワールドカップでもエースとして活躍に期待されていたロメル・ルカクだが、負傷することになってしまう。

ルカクは今季チェルシーからインテルへと期限付き移籍。序盤戦からスタメンで起用されると、結果を残してチームに貢献していた。しかし8月後半にトレーニング中に左太ももを負傷したことで長期離脱を強いられていた。

そして先月のUEFAチャンピオンズリーグのグループステージ第5節のヴィクトリア・プルゼニ戦で復帰を果たすと、途中出場からゴールを決めるなど状態の良さを発揮。ルカクの復活を思わせるような復活劇だったが、再び離脱してしまうことに。伊『Sky Italy』によれば、6日に行われるセリエA第13節ユヴェントス戦は欠場することが伝えられている。

クラブ公式で正式な離脱期間は明かされていないものの、ワールドカップに向けても出場が不透明な状況だろう。15日には大会直前でイラクと対戦するベルギーは、19日に初戦のエジプト戦を迎える。復帰できていたとしてもコンディションがよい状態では望めないかもしれない。欠場となれば、ベルギーにも大きな痛手となるが、ルカクは間に合うことができるだろうか。