スタッド・ランス所属の日本代表FW伊東純也(29)は、FIFAワールドカップ・カタール大会での活躍が期待されている。そんな中、国際サッカー連盟(FIFA)の公式インタビューでASモナコ所属FW南野拓実(27)やシャルケ所属DF吉田麻也(34)、それに3度W杯の舞台を経験している本田圭佑氏(36)について語った。
伊東純也は日本代表で右ウイングを主戦場とする中、カタールW杯アジア最終予選では4試合つづけてゴールを奪取。主力選手として日本代表のカタールW杯出場権獲得に貢献すると、今年6月と9月に行われた国際親善試合でもプレーしていた。
また今年7月にはKRCヘンクからスタッド・ランスへ完全移籍。前線2トップの一角でレギュラーに定着する中、今季ここまでリーグ戦12試合の出場で4ゴール1アシストをマーク。今月12日のモンペリエ戦でも先制点の起点となるなど、本来のパフォーマンスを発揮している。
そんな伊東純也はFIFAのインタビューに応じた際、「吉田麻也さんはリーダーですし、南野拓実は切り込み役ですね。自分の役割はアシストがメインだと思っているので、それを全うできるように頑張ります」と、日本代表における役割について語っている。
また「過去のワールドカップで最も印象に残っていること」を聞かれると「2010年南アフリカW杯のデンマーク戦で決めた本田圭佑さんのフリーキックです。あのゴールは本当にすごくて忘れられません」と回答。2010年6月24日開催のグループリーグ第3節・デンマーク戦における本田圭佑の無回転シュートに触れた。
森保一監督は以前から伊東純也やブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC所属MF三笘薫(25)の個人能力による局面打開に大きな期待を寄せている。ドイツ戦やスペイン戦で防戦一方の展開が予想される中、指揮官が伊東純也にどのような役割を与えるのか注目が集まる。