アンデルレヒトに所属するDFムサ・エンディアイエ(20)がセネガル代表に追加招集された。クラブが発表している。

セネガル代表では、当初のメンバーに含まれていたモナコのイスマイル・ヤコブスが国籍変更を待っている状況だった。セネガル人の父親のもと、ドイツで生まれた同選手は幼少期からケルンの下部組織に在籍し、U-21ドイツ代表の経歴も持つ。

その中で昨夏にモナコへ移籍し、今年9月に親善試合でセネガル代表デビュー。そして、カタールW杯に向けてFIFAに国籍変更届を提出していた。

ところが、セネガル代表の初戦となる21日のオランダ戦の24時間前になっても変更が完了せず、残念ながらセネガル代表としての出場資格を得られず。これにより、代役としてエンディアイエが招集されることになった。

左サイドバックを主戦場とするエンディアイエは、バルセロナの元カンテラーノで、今夏にアンデルレヒトに移籍。ここまで公式戦13試合に出場し、1アシストを記録していた。