日本は現地時間12月1日、カタール・ワールドカップ(W杯)のグループステージ(C組)第3戦で、スペインと対戦する。現在の森保ジャパンの順位は2位。勝てば文句なしで突破を決められるが、何せ相手は世界屈指の強豪だ。勝点を獲得するためには、ドイツを撃破した初戦以上の戦いが求められる。

 サムライは再び奇跡を起こせるのか――。この一戦は、世界中で注目を集めており、英紙『The Sun』では詳細なマッチプレビューを掲載。まず両者のここまでの歩みからこう伝えている。

「サムライブルーは第1戦でドイツを2-1で下し、大会屈指の衝撃を与えた。しかし、第2戦ではコスタリカに0-1で敗れ、その好調ぶりは水の泡となった。ラ・ロハは初戦でコスタリカを7-0で破り、優勝候補の一角に躍り出た。ただ、ドイツと1-1で引き分けており、まだやるべき仕事が少し残っている」
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 日本の心配点、注目選手にはいずれも冨安健洋をチョイス。プレミアリーグで活躍する24歳のDFをキーマンと見ているようだ。

「アーセナルの冨安健洋がハムストリングに不安を抱え、元マルセイユの右サイドバック酒井宏樹も出場が危ぶまれている。冨安がフィットしていれば、日本代表にとって重要な存在となるだろう」

 さらに同紙は記事の最後で「スペインが2-0で勝利」と予想した。日本は下馬評を覆し、史上初の2大会連続決勝トーナメント進出を果たせるか。敗れれば、ドイツ対コスタリカの結果にかかわらず、敗退が決まる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部