TBS系の情報番組「ひるおび」が11月18日、前日に行なわれた日本対カナダ戦(1-2)について報じ、元日本代表FWの福田正博氏と同MFの前園真聖氏が出演した。

 福田氏は、敗れたカナダ戦をポジティブに振り返った。

「この試合の意味は、コンディションを上げることと、いろんなことの確認だったと思う。特に、怪我をしていた選手がどれくらいできるか確認できたのが一番大きかった。収穫しかない」

 さらに、「昨日の敗戦は良い流れ」として、「危機感を持つのは重要。油断が一番いけない」と主張。先制点を挙げた相馬勇紀については「ゲームの流れを変えられる選手」と期待を寄せた。
 
 また、前園氏はカタール・ワールドカップでは、異例の11月開催が影響して選手のコンディションにばらつきがあるとして「選手たちがどれくらいやれるかという確認が、今回一番大事だった」とコメント。

 一方、故障が心配されていた田中碧には「パフォーマンスを見る限り全く問題なかった」と太鼓判を押したが、メンバー外だった遠藤航や冨安健洋、三笘薫、守田英正については「コンディションがちょっと分からない部分がある」と懸念を示した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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