現地時間12月14日、カタール・ワールドカップ(W杯)の準決勝で、前回王者のフランスは、アフリカ勢史上初の4強入りを果たしたモロッコと対戦。2-0で快勝を収め、史上3か国目の連覇に王手をかけた。

 開始5分でテオ・エルナンデズが幸先よく先制点を奪取。しかし、以降は押し込まれる時間が続いていたなか、勝利を手繰り寄せる追加点を奪ったのが、78分から途中出場したランダル・コロ・ミュアニだ。

 ピッチに立ってからわずか1分、キリアン・エムバペの圧巻の突破からこぼれたボールにペナルティエリア内で反応し、きっちりと押し込んだ。

 24歳のFWはなんとファーストタッチで値千金の一発を奪ったとあって、ツイッター上にはその仕事人ぶりや、お膳立てしたエムバペを称えるコメントが続々と集まっている。
【動画】エムバペの圧巻の個人技から最後はコロ・ミュアニ!驚異の仕事人ぶりをチェック※投稿の白地部分をクリック
「44秒で結果を出す男、コロ・ミュアニ」
「ファーストタッチがゴールとは、デシャンナイス采配」
「さすがフランクフルトのストライカー。頼りになる」
「埼玉経由W杯決勝行きとかいう面白ムーブ」
「半分ぐらいエムバペの得点だな」
「なんだあの異常な個人技」
「この時間にエムバペの細かいドリブルはモロッコには地獄」
「テオとコロ・ミュアニが得点して勝つなんて誰が予想できるんだ」

 鎌田大地や長谷部誠とともにフランクフルトで活躍するコロ・ミュアニは11月中旬、同クラブが実施したジャパンツアーで来日するも、追加招集を受け、浦和レッズ戦などに出場することなく急遽カタールへ。そして今回、準決勝という大舞台で決定的な仕事をやってのけた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部