2022年10月にTVアニメの放送が開始する「チェンソーマン」(作・藤本タツキ)と、2023年にTVアニメ2期の放送が予定されている「呪術廻戦」(作・芥見下々)は、どちらも「週刊少年ジャンプ」の人気漫画です。
ファンの間では絵柄や内容が似てるという言及もある「チェンソーマン」と「呪術廻戦」について、本記事では連載開始がどっちが先かなど共通点を解説していきます。
目次
- 「チェンソーマン」と「呪術廻戦」は似てる?共通点を紹介
- 「チェンソーマン」と「呪術廻戦」はどっちが先に連載開始している?
- 「チェンソーマン」と「呪術廻戦」の絵柄は似てる?
- 「チェンソーマン」と「呪術廻戦」の共通点まとめ
「チェンソーマン」と「呪術廻戦」は似てる?共通点を紹介

「チェンソーマン」は、借金まみれで貧乏な生活を送っていた主人公・デンジが公安のデビルハンターを名乗るマキマと出会い、悪魔たちと血みどろの戦いを繰り広げていくストーリーです。対する「呪術廻戦」は、呪いに襲われた友人を救うため特級呪物“両面宿儺(りょうめんすくな)の指”を食べた主人公・虎杖悠仁(いたどりゆうじ)が、東京都立呪術高等専門学校へ入学して呪詛師たちと戦いを繰り広げていくストーリーとなっています。
「チェンソーマン」と「呪術廻戦」の共通点としては、以下の5つが挙げられます。
(1)「週刊少年ジャンプ」に連載のバトルアクション漫画
「チェンソーマン」と「呪術廻戦」は「週刊少年ジャンプ」にて同時代に連載されており、ジャンルとしても、人間がそれぞれ悪魔と呪霊と対峙するバトルアクション漫画という点で共通しています。
(2)MAPPAがTVアニメを手掛けている
「呪術廻戦」のTVアニメと劇場版を手がけたアニメスタジオはMAPPAとなっており、2022年にTVアニメ放送が予定されている「チェンソーマン」も同じくMAPPAが手がけます。また、「呪術廻戦」のシリーズ構成・脚本を担当した瀬古浩司氏が「チェンソーマン」の脚本を担当するなど、両作ともに手がけているスタッフも多数います。
(3)バイオレンス描写が特徴
「チェンソーマン」と「呪術廻戦」ともに、血みどろのバイオレンス描写が特徴的な作品です。悪魔や呪霊といった人ならざるものとの戦いを描くため必然的な描写である一方、コミカルなシーンやギャグ描写も両作では多く描かれており、バランスが取られています。
(4)主人公の体内に超常的存在(悪魔や呪霊)が取り込まれている
「チェンソーマン」の主人公のデンジは、チェンソーの悪魔であるポチタと契約を結んだことで、自らの体にチェンソーを持った悪魔の姿に変身できるようになりました。一方で「呪術廻戦」の主人公・虎杖は、特級呪物である“両面宿儺の指”を食べたことにより、体内に宿儺の意識を宿しています。
両作とも、主人公が体内に悪魔や呪霊を取り込んでいるという設定が似ていると言えるでしょう。
(5)主人公の友人の存在
「チェンソーマン」の早川アキ(はやかわ あき)と「呪術廻戦」の伏黒恵(ふしぐろ めぐみ)は、それぞれ公安のデビルハンター、東京都立呪術高等専門学校の同級生として主人公とともに戦いに身を投じます。両者ともクールな一面のある性格が共通しており、早川アキは狐の悪魔と契約していること、伏黒は影を媒介とした術式で2匹の玉犬を操るという点も似ています。
「チェンソーマン」と「呪術廻戦」はどっちが先に連載開始している?
「呪術廻戦」が「週刊少年ジャンプ」にて連載開始したのは、2018年14号(2018年3月5日発売)からとなっています。「チェンソーマン」は「週刊少年ジャンプ」2019年1号から連載開始していますが、当該号の発売日は2018年12月3日なので、両作とも2018年から誌面連載開始している作品となります。
また、「チェンソーマン」第一部「公安編」は「週刊少年ジャンプ」2021年2号で連載終了したのち、第二部の連載が「少年ジャンプ+」にて2022年7月13日より開始しました。
「チェンソーマン」と「呪術廻戦」の絵柄は似てる?
「チェンソーマン」と「呪術廻戦」の絵柄が似ているかどうかの判断は、主観によるところが大きいです。強いて挙げれば、両作品ともバトル系のコミックらしい力強い描線である点は共通しているでしょう。
ちなみに藤本タツキ氏は、「チェンソーマン」のアニメ公式サイトにて、「ドロヘドロと呪術廻戦のパクリみたいなチェンソーマンをドロヘドロと呪術廻戦のアニメ制作会社がやってくれるんですか!? そりゃもう何も言う事ないじゃないですか!!」とユーモアあふれるコメントを寄せています。
「チェンソーマン」と「呪術廻戦」の共通点まとめ
「チェンソーマン」と「呪術廻戦」はともに「週刊少年ジャンプ」連載作品で、アニメも同じMAPPAが制作しています。設定や作品のテイストでも似てる箇所が感じられる作品なので、どちらか一方のみ読んでいるという方は、もう一方も読んでみると面白いのではないでしょうか。
(C)藤本タツキ/集英社・MAPPA
(C)芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会