スポルティングCP所属の日本代表MF守田英正(27)は7日、プリメイラリーガ(ポルトガル1部)開幕戦で先発出場。チームは3-3の引き分けに終わったが、早くもコーチングスタッフからの評価を高めているようだ。8日、ポルトガルのラジオ局『Radio Renascenca』が伝えている。
守田英正は先月1日、CDサンタ・クララからスポルティングCPへ完全移籍。4日の練習試合・UDヴィラフランクエンセ戦(ポルトガル2部)でデビューすると、その後のプレシーズンマッチで猛アピール。現地メディアから高評価を得ていた一方、ポルトガル紙『ア・ボーラ』は「ウルグアイ代表MFマヌエル・ウガルテ(21)とのポジション争いでおくれをとっている」と見解を示していた。
しかしプリメイラリーガ開幕節・SCブラガ戦では、ウガルテではなく守田英正がスタメン出場。攻守で存在感を発揮すると、SCブラガ戦でのベストプレーヤーとして現地メディアから絶賛されている。
その中、スポルティングCPアシスタントコーチのカルロス・ペレイラ氏は「彼は存分にパーソナリティを発揮し、良い新戦力であることを証明した。もう一人加えるべき選手だ」と、同選手のパフォーマンスを絶賛。『Radio Renascenca』は「モリタがペレイラにポジティブなサプライズをもたらした」と伝えている。
スポルティングCPは13日、プリメイラリーガ第2節・リオ・アヴェ戦を控えている。中盤センターでのポジション争いが激しい中、守田英正がまたレギュラー定着にむけて前進している。