アーセナルの日本代表DF冨安健洋は、厳しい評価も受けることとなった。

27日、アーセナルはヨーロッパリーグ(EL)グループA第5節でPSVとアウェイで対戦した。

1週間前に対戦した試合では1-0でアーセナルが勝利。勝てば首位でグループステージ突破が決まる試合だった。

先週末はサウサンプトン相手に苦しみ1-1のドロー。久々に勝利を逃した試合で左サイドバックを務めていた冨安は、右サイドバックとしてこの試合は先発出場した。

試合はアーセナルがPSVのコンパクトな守備の前に苦戦。相手には何度も決定機を作られることに。

冨安は21分にヘディングシュートを放つなどする。38分にはヘディングでのパスから決定機を作るが、ガブリエウ・マルティネッリは生かせず。すると、後半に押し込まれて2失点。2-0で敗れ、2試合続けて低調なパフォーマンスを見せてしまった。

イギリス『フットボール・ロンドン』は4点(10点満点)の評価。敗戦を受けて軒並み低い評価が並ぶ中で採点はまずまず。ただ、守備でも徐々にやられた点、そして攻撃参加の部分で物足りなさがあると評価を受けた。

「前半、アーセナルの右サイドでコーディ・ガクポに対して強い守備を見せていた。ただ、徐々にオランダ人は日本人よりも優れたプレーをするようになった」

「最も重要なことは、彼が前線にほとんど出ず、途中出場した(ブカヨ・)サカがほとんどサポートを受けていないように見えたことだ」

また、イギリス『イブニング・スタンダード』は5点(10点満点)の評価を与えた。

「先週のエミレーツ・スタジアムではガクポをうまくコントロールしたが、今季はよりチャレンジングな夜を過ごした」

「今でも優れたディフェンダーの1人だ」

2試合ではあるが、勝利から離れてしまったアーセナル。過密日程が続く中、週末はリバプールを撃破したノッティンガム・フォレストとのリーグ戦が控えている。